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「曽我どんの傘焼き」の由来、ご存じですか?

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「曽我どんの傘焼き」は義に篤い薩摩藩ならではの夏の行事です!

鹿児島の夏の風物詩のひとつに「曽我どんの傘焼き」があります。

今年2015年は7月25日に開催されました。

http://www.kagoshima-kankou.com/

甲突川河畔で演武・薩摩示現流の剣舞などが披露されたあと、竹でできたやぐらを組み、その中に約200本の傘を組み、さらに200本の傘を入れて傘を焼いている様子をニュースなどでごらんになった方もいらっしゃると思います。

和傘は防水のために油を塗っていますからよく燃えます。

まるで大きなたいまつのようですよね。

実は、まさにこの「たいまつ」が「曽我どんの傘焼きのキーワードなのです!

■鹿児島三大行事の一つ

鹿児島三大行事ってご存じですか?

「妙円寺参り」「赤穂義臣伝輪読会」、そしてこの「曽我どんの傘焼き」なんです。
■「曽我どん」といってるけど鹿児島の人ではないんですよ。

曽我どんっていったい誰のことでしょう?
実は、鹿児島の人ではありません。

歴史的にも関東方面の人ということはわかっていますが、「曽我兄弟の墓」があると伝えられている場所は全国にたくさんあるんです。
■曽我兄弟は何をしたのか?

曽我兄弟は仇(かたち)討ちをしたことで知られています。
実は、「赤穂浪士の討ち入り」と「伊賀越えの仇討ち」とともに「日本三大仇討ち」と言われています。

東国の領地の問題がこじれて、父を殺された息子二人が見事に父の無念を晴らしたそうです。

http://www.geocities.jp/

この夜中の討ち入りの時に傘をたいまつがわりにしていたことが「傘焼き」の由来なのです。

傘を焼く様子がたいまつのように見えるのも納得ですよね。
■なぜ関東から遠く離れた鹿児島で「曽我どんの傘焼き」をするのか?

曽我どんの傘焼きは「忠義」「孝行」を武士の美徳としていた薩摩藩の「郷中教育」でも語り継がれていたのです。

そして、この兄弟を称える意味で「曽我どんの傘焼き」が始まりました。

江戸時代から伝わっている行事なのです。

ちなみに、この曽我兄弟の仇討ちが旧暦の5月28日だったことから、「曽我どんの傘焼き」はその日にあたる7月に開催されています。

■傘の寄付を募っています。

とはいっても、傘焼きに使う傘は和傘です。

和傘ってあまり使う機会はないですよね。
そこで、「鹿児島三大行事保存会」では毎年傘の寄付を募っています。

一時期は本当に傘が足りなくて開催が危ぶまれたときもあったとか。
そのときに岐阜県の「岐阜市和傘振興会」さんから寄付をいただき、以来ご協力をいただいてるんだそうです。

現在も保存会では傘の寄付を募っていますので、興味のあるかたはぜひ問い合わせてみてください。

鹿児島三大行事保存会http://kasayaki.karakasa.com/

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